ロータリーは機会の扉を開く
八戸ロータリークラブ

2023‐24年度 八戸RC会長方針

2023-24年度会長テーマ

 「和而不同(わじふどう)」

紺野 広

 

 「和而不同」を、2023-24年度八戸ロータリークラブテーマと致します。 『論語』に出典をおく四字熟語で、原文は、「子曰、君子和而不同。小人同而不和。」と対となる句とともに記されています。

「和気満堂」を念頭に、しかし、「和而不同」の精神のもと、主体性をもって互いに意見を出し合い、そして事に当たっては協調し、多忙な一年とはなりますが、クラブ会員夫々にとって意義深い年度となる様、活動して参りましょう。地区大会の企画運営、姉妹クラブである基隆ロータリークラブクラブ創立70周年記念式典参加等々、数多くの行事が、予定されております。これらを、成功裡に終える事は勿論、予算の面でも、2年後の当クラブの創立70周年記念式典に向けた、議論と準備が必要となる年でもあります。

ゴードン R. マッキナリー2023-24年度会長が掲げたR Iテーマは、「世界に希望を生み出そう」です。彼は、大きく2点に関し、標榜しております。

1.平和の推進                                              ウクライナ紛争等を、忘れてはいけません。八戸ロータリークラブで出来うる支援が有れば、機会を失う事無く、迅速に行動して行きましょう。

2.メンタルヘルスへの取り組み                                            マッキナリー氏は、新型コロナウイルスの世界的流行によって深刻化 しているメンタルヘルスの問題の影響を受けている人たちに、ロータリー会員が希望を与えるべきだと述べています。多くの人が家族を失い、社会的つながりを断たれ、特に若い人たちの教育や育成が妨げられており、その結果、世界でメンタルヘルスの問題に直面する人が増えていると。

メンタルヘルスの問題は、新型コロナウイルスの流行前から、我々の、身近に有る問題です。目を瞑らず、手の届く、そして出来る範囲で構わないので、背景となっている問題を含め、クラブとして対応していくべきである、と考えます。

そして、マッキナリー氏は、継続と革新についても述べています。当クラブとしても、継続出来る奉仕が有ると良いと考えます。女児と女性のエンパワメントは、R Iの継続するテーマとなっています。RIは女児の健康、福祉、教育、経済的安定を向上させる活動を続ける事を推奨しています。当クラブでは、女児に限らず、子供達、そして女性に対しても、健康、福祉、教育、経済的安定の観点から支援が必要と考えられる場合には、対応して行きたいと考えます。そして、R Iの変革に伴いクラブに求められている変化にも、「和而不同」、議論を尽くし、ゆっくりと進んで参りましょう。