ロータリーは機会の扉を開く
八戸ロータリークラブ

八戸RC会長方針

2022-23年度会長テーマ

「ロータリーの力を信じよう!」

小林 幹夫

 

2022~23年度国際ロータリーのテーマは「IMAGINE(想像)」です。

RI初の女性会長であるジェニファー・ジョーンズRI会長は、ウィンザー・ローズランド・ロータリークラブ(カナダ・オンタリオ州)の会員だそうです。彼女は、世界にもたらせる変化を想像して大きな夢を描き、その実現のためにロータリーの力と繋がりを生かすように呼びかけました。そのスピーチの中で、「昨日のことをイマジン(想像)する人はいません。それは未来を描くことです」と言っています。「想像とは未来を描くこと」、当たり前のような言葉ですが、私は、改めてとても前向きな言葉と感じ、久しぶりに感銘を受けました。

また、国際ロータリー2830地区のスローガンは「ロータリアンの想いを繋ぐ」です。田中ガバナーからは、ロータリーの中核的価値観である、職業・社会奉仕を中心に、親睦、高潔性、多様性等を大切にしながら、変わるべきところは受け入れ、変わらない本質を学びながら、生涯に渡る友人と共に活動を共にしよう、ということを聞いています。

2020年2月から始まった国内での新型コロナウイルスの感染拡大は、想像以上に長期化し、残念ながら2年以上経過しました。

この期間では、緊急事態宣言やまん延防止重点措置が取られるなど、ロータリー活動のみならず様々な経済活動に一定の行動制限が課せられ、皆さんもフラストレーションが溜まり続けていたのではないでしょうか。

ただ、この原稿を書いている数ヶ月に限って言えば、徐々にではありますが明るい光が見えてきたような気がしませんか?この光の先に何があるのか、メンバーの皆さんとの繋がりを感じ、想像力を働かせながら共に経験しようと思います。

このコロナ禍は、八戸RCでは佐々木会長年度の途中から始まり、道尻会長年度、小井田会長年度を経て現在に至っています。それぞれの会長はやりたい活動が数多くあったにもかかわらず、様々な制約で実現しなかった想いがあると思われます。その想いを繋ぎ、その精神を可能な限り実現することが私の年度での使命です。

夜の例会、IDM、ロータリー奉仕デー、かるた大会、姉妹クラブである基隆RCとの交流、友好クラブである横手RC・能代RCとの交流、ローターアクト・インターアクトの再活性化、等々活動したいことはたくさんありますが、この中から順次、実現可能なものから実施していきたいと考えています。

今後の例会の運営や諸活動は、コロナ禍以前のようには物理的にも精神的にも同様の方法はとれないのではと考えています。新しい運営方法を模索しなければなりません。皆さんと一緒に、新しいロータリーの力を発揮したいと思います。

最後になりますが、今年のクラブテーマは「ロータリーの力を信じよう」とします。ロータリーでの人と人との信用という言葉では足りないくらいの繋がりを今こそ信じ、行動しようではありませんか!