ロータリーは機会の扉を開く
八戸ロータリークラブ

八戸RC会長方針

2025-26年度会長方針

感謝し、祝い、新たな一歩となる道標へ

会長 石橋 信雄

 

1955年7月6日に設立された八戸ロータリークラブは、本年創立70周年を迎えます。「親睦と奉仕」を土台に地域の歴史とともに歩んできました。多くの先達、一人ひとりのおもいが、わがクラブの礎となっています。これまでの歩みに「感謝し、祝い、新たな一歩への道標」となる一年にしたいと考えます。
2025-26年度国際ロータリー フランチェスコ・アレッツォ会長は、「よいことのために手をとりあおう」と会長メッセージで呼びかけています。「ロータリー会員は、人と人とのつながりがもたらすパワーを活かして、新会員を増やし、奉仕プロジェクトで協力し、世界的なインパクトをもたらしながら、前向きな変化を生み出しています(My Rotaryより抜粋)」国際ロータリーは、会員増強を最優先事項とし、会員は最も価値ある資産であり、最大の課題であると伝えています。
国際ロータリー第2830地区2025-26年度 米谷恵司ガバナーは、地区スローガン「ロータリーの不易流行」を掲げ、ロータリーの変化、変革を唱え、「会員増強で地区・クラブの活性化を!!」を基本方針としています。
2020年1月に国内で確認された新型コロナウイルスの蔓延から5年の月日が流れました。この5年で世界は大きく変容し、そのスピードは今まで経験したことのないものだと感じています。ウクライナ戦争やガザ地区での紛争、自国主義にともなう経済的混乱、地球温暖化が起因すると考えられる環境問題や災害、ハラスメントによる人権問題。この地域では、急激に進む少子高齢化や人口流出が大きな問題となっています。労働人口が減り、未来を楽観視出来ない現実があります。若者も現役世代も先輩の皆さんも不安を抱えている方が多いのではと考えています。
ロータリーには力があります。メンバー一人ひとりは、自らの仕事を通して社会に貢献し、地域の発展に寄与しています。地域や国際社会へ奉仕の心でアプローチし、次世代の育成に向けてサポートをしています。わずかなことかもしれませんが、積み重ねてきたものは、大きな力となっています。皆さんの心にある「よいことをしよう」というおもいは、尊いものであり、力の根源です。必ずやこの急速に進む変化を乗り越える一助になると考えます。
メンバー同士が語りあい、意見を交わし、敬意をもって互いを認めあうことが第一歩であり、醍醐味です。若い世代からは新しい流れや考え方を、先輩の皆さんからは歴史と経験に培われた知恵をクラブに伝えて頂きたいと考えます。そのためには、例会に出席し、事業に参加することを望みます。
急激に進む変化に対応し、新たな八戸ロータリークラブの歴史をつくっていきましょう。活動を支えて頂いている家族や社員に感謝し、八戸ロータリークラブファミリーとして、「感謝し、祝い、新たな一歩への道標」となる一年に。
皆さんのお力が必要です。
一年間よろしくお願いいたします。
◇クラブスローガン
「感謝し、祝い、新たな一歩となる道標へ」
◇重点事業
①創立70周年記念式典・記念事業の企画、実施
②小林ガバナー補佐への支援・協力
③会員数70名の達成