ロータリーは機会の扉を開く
八戸ロータリークラブ

八戸RC会長方針

2024-25年度会長テーマ

 

学ぼう、つながろう、そして一歩前へ!

〜個人を磨くとクラブも輝く!再構築ロータリー〜

橋本 八右衛門

 

ロータリアンになり12年目を迎えました。いろいろな経験、体験をしながら様々なことを感じてきたロータリー。最初入った瞬間は、「この宗教団体は何だ?」というインパクトを受け入会時に「歴史と伝統の八戸ロータリークラブに〜」というフレーズを言わなかったことにざわつかれた記憶があります。ロータリー歴が長い方、短い方、入ったばかりの方と様々いらっしゃると思いますが、新しいロータリー人生のスタートだと意識しながらこの1年協力していただければありがたく思います。

まずはロータリーについて改めて再スタート、学び直しの年にしたいと考えています。コロナ禍において様々な部分で制限されたロータリー活動があり、イレギュラーな形でこの数年間を過ごしたと思ったら、その流れで築館ガバナー年度に突入、ホストクラブとして様々な地区行事を主催しなければいけない前年度であり、クラブ全体でもとても落ち着かない日々を過ごしてきた気がします。そんな中で国際ロータリーは急激な変化を示し、各クラブにも急激な変化を求めています。そのような状態であるからこそ、いったん落ち着いて足もとを見定め、以前からのロータリー活動の中で、やるべきこと、その意味合いなどを含め守るべき基本部分をおさえながらそれぞれの形式、その意味、そして今後のありかたなど改めて考え学びたいと考えています。例会、委員会、職業奉仕、社会奉仕などその活動内容、過去の活動内容、その意味合い、成果など、あらためて再確認し、それを元にすでに変化を遂げているロータリー世界の中でこれからのロータリークラブをどうしていくのか皆で考える1年としたいと思います。

また会員同士のつながり関係も自然に希薄になってしまっている気がいたします。コロナ禍では例会、委員会活動、社会奉仕活動が制限され会員同士の交流機会が少ない状況で接点がなかなか構築されず、その時期は過ぎ去りましたが、それが「普通」の感覚でとらえられるようになったのかもしれません。年配の会員の中には辞められたり参加されなくなったりするかたもいる反面、新会員の方も増え入れ替わりの頻度も高まっております。クラブ活動の中で交流を深めるような仕組みは多々ありますので、そのようなものを意識しながら全体での交流の機会をしっかり増やし、様々なあるべきつながりを再構築していきたいと思います。

そして組織を形作っているのが会員個人です。個人を磨けば組織全体も輝くはず?ロータリアンとして自分を振り返り、自分の立ち位置を確認し、今後の自分をイメージ、そして少しでも関心をもってロータリーについて積極的に学び、参加してください。知らないことは知り、知っていることは学び直し、新しいことを経験することがそれぞれのためにもなりますし、お互い高め合うことで他の会員にも良い影響を与えることになると思います。それぞれの考え方は様々であり、交流しながら自分らしさ、個性でクラブ全体を盛り上げて、魅力あるクラブ作りにつなげましょう。

会員の皆様のロータリアンとしての新しい一歩を踏み出せるよう「旗振り役」としてがんばって参りますのでよろしくお願いいたします。